何か手法を試す時、ある程度まとまった回数のトータルの結果を確認することが大切。
この結果を確認せずに次の手法に目移りしてしまうトレーダーってよくいるけど、これじゃダメ。全くトレードの成績は向上していかない。
まずは勝ち負け関係なく、自分で「これだ!」って手法を1つ決めて、ひたすら繰り返すことが大切。いろいろやらずに、とにかくやることを1つに絞って、それを極めるぐらいのつもりでやってみること。そうすることで見えてくるものがある。
あれもこれもやっていたら、見えるもんも見えなくなるよ。
何か手法を試す時、ある程度まとまった回数のトータルの結果を確認することが大切。
この結果を確認せずに次の手法に目移りしてしまうトレーダーってよくいるけど、これじゃダメ。全くトレードの成績は向上していかない。
まずは勝ち負け関係なく、自分で「これだ!」って手法を1つ決めて、ひたすら繰り返すことが大切。いろいろやらずに、とにかくやることを1つに絞って、それを極めるぐらいのつもりでやってみること。そうすることで見えてくるものがある。
あれもこれもやっていたら、見えるもんも見えなくなるよ。
トレードで大切なのは、自分で仮説を立てて検証すること。
仮説を立てる時点ではまだ勝てるかどうか分からなくても問題ない。立てた仮説を何度も何度も繰り返すことが大切。
そのうち「あれ?なんかこのへん勝てる確率高くね?」って感じる場所がでてくるから、それを元に仮説をたてて、またそこばっかりを繰り返す。
そうすると、だんだん自分の勝ちパターンが完成に近づいていく。
これが勝ち組への入り口。
トレードでは、お金が減っているのに正しいという、普通の人には訳のわからないことがおきる。
事前に決めたルールを守った時に被った損失は正しい。
仮に勝率30%、トータルでプラスになるトレンドフォローシステムを回した時、必ず70%は負けトレード。
仮に1000回トレードしたら、ザックリ言うと700回は負けトレード。体感ではほとんどのトレードが負け。心が折れるほどの回数負ける。しかし、これは絶対に負けなければならない数だ。
間違いはどこにもない。間違っていないのに70%の負けトレードでお金は減る。でもこれは正しい損失。
これとは逆に、間違った利益というものもある。ルール違反をした時に得た利益。実はこれが一番厄介だ。
ルール違反でたまたま大きな利益を得てしまうと、それが正しいやり方だと勘違いしてしまう。継続して利益を得られるシステムを捨て、過去の大きな利益を得た武勇伝にしがみつき、気分だけのランダムなトレードをしてしまう原因になる。
正しいのか間違っているのかは、その時の利益や損失で判断してはならない。ルールに従っているかどうかで判断しなければならない。
利益というのは、上下に動く線を捉えるゲームを上手にプレイできたときにはじめて得られる報酬であって、ゲームの内容自体に金銭の問題を持ち込んではならない。
いくら稼いだか?ではなく、どうプレイするのか?が重要。
手法は自分にあってれば何でもいい。でも「何でもいいって言われたって、どうすればいいのかわからないから困ってるんだよ!」と思ってはいないだろうか?
そんなあなたのために、自分にピッタリの手法の作り方を紹介。PDCAサイクル(計画→実行→評価→改善)を取り入れた方法で、効果は絶大。
勝てるかどうかは考えずに、あなたが知る限り「これ以上シンプルなものはない!」と、はっきり言える手法を1つだけ用意。ローソク足の前足の上下抜けでもいいし、トレンドラインやサポレジ抜け、パラボリックの転換など、なんでもOK。これだ!って思うものをたった1つだけ。そして、通貨も時間軸も1つだけ。
「あっちの通貨のほうがいいかなー、こっちの通貨のほうがいいかなー。」ってやりだすと堂々巡り。「スキャルやってみよう!1分足だ!」って言ったと思ったら、今度は「やっぱスキャルはダメだ!長期目線で日足にしよう!」なんてやってたら、永久に負け組。はじめのうちは必ず、通貨、時間軸、手法は1つに絞ること。そして、枚数を抑え、ひたすらこれだけでトレードをつづける。
重要なのは、トレードの記録。これは絶対につけておくこと。ここの記録が甘いと、ただの時間の浪費と指の運動で終わる。
1週間ごとにトレード記録を全て読み返し、改善案を書きだす。1個や2個ではなく、これでもかというぐらいに絞り出す。
書き出した中から一番重要なものを1つだけ決めて手法に組み込む。あれもこれも突っ込んではいけない。そして、その新しい手法でトレードを続ける。慣れたらまた1つ追加。追加したものに違和感を感じたら、次のタイミングで手法から削除。この時に追加してはならない。削除のみ。それをまた繰り返す。そんな地道な作業の繰り返しが、どんどん力となっていき、自分専用の手法が造られていく。
検証だと言いながら、チャートをボーっとみてるだけの人にオススメのメンタルトレーニング法。
通貨は何でもいいから、これなら楽に耐えられるなってポジションを持つ。そして、それをひたすらずーっと持ち続ける。たったこれだけ。上げても下げても決済してはダメ。まずは永久に持ち続ける訓練。
もし大きく上げれば「余裕でメンタル耐えられるから、もっと大きなポジションにしておけばよかったー!」となる。
それを500pipsぐらい爆下げした後にも言えるか?ということを考えてみる。言えないだろうなーと思ったら、既に中立ではない事に気がつこう。
はじめから大きく下げてしまった場合「メンタル耐えられねー。もっと小さいポジションにしておけば良かった…」となる。
そういった1つ1つの感情を、チャートを見る度に言葉にして紙に書き出しておく。
ノーポジやデモトレードでチャートをただぼーっと眺めているより、よっぽどいいトレーニングになる。
書いた紙がタップリ溜まったら、読み返そう。必ず何か気づきがあるはず。
FXで聖杯を見つける方法は、やはり自分自信にきいてみること。
誰もいないところで、ゆったりくつろぎ、自分の意識に質問する。コーヒーなど飲みながらでもいいでしょうね。
自分がやらなければならないことの答えは既に自分が持っています。どうすればいいか問いかけると、必ず答えは返ってきます。
外に答えを求めず、まずは自分自身に聞いてみよう。
FXで勝ち残るには、必ず破産確率を考えなければならない。
1回のトレードで口座に致命傷を負ってしまうような取引の仕方だと、いつか必ず破産する。
大体の人は、負けると大きく賭けて1度で取り戻そうと必死になるけど、勝ち続けている人ほど、負けが続いた時にはポジションを小さくする。
ここが、勝ち組と負け組の運命の分かれ道。勝つにはまず、絶対に破産してはいけない。
自分の手法をよくテストして、破産確率を限りなくゼロに近づけてトレードすること。
勝率ばかり気にしててもダメ。
勝率高くても、1回の負けが大負けだったりすると、トータルでは必ず負ける。
勝率ではなく、期待値で考える。
期待値がプラスであれば、勝率が低くても、トータルでプラスになる。
相場に参加する人の95%は負けているという。
残り5%が勝ち組。
なので、自分の周りでみんなが言っていることを正しいと思って聞いてはいけない。
少数派にならなければ勝てない。
あえて、みんなと真逆のことをしていかなければならない。
みんな間違っていて、自分で検証した結果だけが正しい。
常にこの事を頭に入れておかないと、多数派の負け組の一員になってしまうだろう。
損切りのストップを移動させる人がいるが、何のためにストップを置いているのか疑問に思う。
最初のエントリーの時点で、自分の資金管理に基づいてポジションサイズを決めているはずなのに、これをずらすというのは、資金管理が全くできていないということ。
資金管理ができていない=破産確率が大幅に上がる。
自分の中でも意味のわかっていないストップを置くのではなく、しっかりと戦略をたててから注文しよう。