移動平均線の種類と使い方

移動平均線は、テクニカル分析を、本やインターネットで勉強すると、必ずと言っていいほど最初のほうに出てくるので、一番有名だと言ってもいいぐらい、超定番なインジケーターです。

移動平均線は、過去のデータを元にして平均を計算し、出てきた値を線として表したもので、よく知られているものは、ほとんどが「単純移動平均(MA)」と言われているものです。

MAの計算方法は、6日間の場合、「(1日目+2日目+3日目+4日目+5日目+6日目)÷6=MA」となります。

移動平均線の種類

移動平均には、単純移動平均線(MA)以外にも色々と種類があります。

  • 指数平滑移動平均
  • 加重移動平均
  • 平滑移動平均
  • 三角移動平均

この他にもいろいろと種類がありますが、だいたい普段使うものとしては、や単純移動平均線や指数平滑移動平均線が一般的でしょう。

最近のチャートソフトは、色々な移動平均を表示できるものがほとんどですので、自分で計算して線を引いていかなくてもいいので便利です。

実際にトレードで使うには、移動平均だけを利用して、ゴールデンクロス、デッドクロスで売買しても利益を出すのは難しそうなので、移動平均線の長所や短所をよく理解して、他のテクニカル分析と併用して、信頼性を高めて使用するのが得策です。