自分が何と戦っているのかわからない人は勝てない

トレードに限らず、普段から何と戦っているのかわからないような人がいる。

意味もなく身近な人と張り合ってみたり、存在もしない見えない敵と戦ってみたり。

自らが敵対心を持って周りを見れば、周りは敵になる。

相場だって同じ。

「勝った」「負けた」「取り返してやる」「俺の金返せ」「ポジった瞬間に逆に行くんじゃねーよ」…etc

このように、相場に敵対心を持って向き合えば、負けて当たり前。

これが成り立つなら、相場を味方としてみれば、いつでもあなたの味方になる。

相場は、現在の価格とその軌跡を表示しているだけ。

常に中立的な立場。

ゾーン〜相場心理学入門〜に、このような事が書いてある。

トレーダーとして、実際に何と戦っているのだろうか。自分が戦っているのは絶対にマーケットではない。本当はマーケットには何の借りもないことを十分に受け止められない後ろ向きの自分と戦っているのである

相場を敵にするのも味方にするのも、あなたの心次第ということ。

私生活でもトレードでも、周りが全て敵に見えている人は、自分は今何と戦っているのか?よく考えてみたほうがいい。