パラボリックSAR(Parabolic SAR)の使いどころと設定のコツ

ブログがなんだかトレーダーのブログっぽくないので、よく使うパラボリックSAR(Parabolic SAR)の事なんか書いてみちゃおうかなぁと思います(;・∀・)

なんでパラボリックをよく使うのか?っていうのは、単純に「サインが消えないから」っていうのが一番大きな理由です。ぶっちゃけ、移動平均線とか使うの苦手ですw作成中の足確定までどうなるかわかんないから(;´Д`)

まぁ、ググったらいっぱい意味とか式とか出てくるんですけど、とりあえずおおまかに説明します。

Parabolic SARの使いどころ

パラボリックは、J.W.ワイルダーさんが考案したものなんですけど、この人凄い人で「RSI」とか「ADX」「DMI」「PIVOT」なんかを作った人です。有名ですね^^有名すぎて安心感抜群ですww

で、このJ.W.ワイルダーさんが言うには、パラボリックはADXと併用してくれって事らしいです。

まぁ、パラボリックを見てたらわかりますが、ヨコヨコの時にはあんまり機能してないので、ADXで補ってくれって事だと思います。…まぁ、ADXは使ってませんけどw

要は、トレンドの出てる時に使ったらいいよ( ̄ー ̄)bグッ!って事です。

parabolic1

画像は今週のユロドル1時間足のParabolic SARで、初期設定のstep=0.02、maximum=0.2です。(見やすいから線で表示してるだけで、普通の点で表示されるものと全く同じです)

これだけトレンド強いと、パラボリックが1本あるだけで、気分だけで変なとこで利食いして「しまったー、早かったかー(;´Д`)」ってならずに、どこまででも乗っていけるっていうのがわかりますね。

実際に使うなら、長い時間軸で方向を見て、短い時間軸でその方向にポジってくイメージでいいと思います^^

Parabolic SAR 設定のコツ

パラボリックを値動きに対してもっと敏感に反応させたいのであれば、設定の数値を上げればいいし、ユルユルにしたければ下げればおkです。

parabolic2

この数字決めるときに注意することは、この設定の数値は、

SAR = 前足のSAR + AF×(EP - 前足のSAR)

この式の中のAF(加速因子)ってやつで、初期値がstepの値で、終値が高値を更新するごとにstepの値ずつプラスされていって、maximumを最大値としてるので、maximumはstepで割り切れない変な数字にはしないほうがいいかと思います。

私の場合は、J.W.ワイルダーさんが決めた初期値は、maximumはstepの10倍になってるので、通常はmaximumはstepの10倍にしてあります。

まとめ

パラボリックはサインがはっきりしてるので、ポジるのも、利食いも、損切りも全部このサインに任せることができます。

サインがついたり消えたりの曖昧なインジをガン見してルールが守れないとかで、マイナスポジをズルズルと持ち続けてるような方には特におすすめです。

転換で必ず利食い、必ず損切り。これさえ守ってれば「ズルズル持ち続けちゃた(;´Д`)」なんてことはありえませんね^^